fc2ブログ
オットの道

写真中央。
“オットのみち”?。

これはストリートビューからのコピペ。
まわりの景色を見渡したい方はこちらのリンクを→・・・クリック!

中遠・小さな旅、続き。

前回、本日の宿に向かうところで終わっていましたが。
実は御前崎市池新田地区に来るまでの間、平行してその“オット道”をたどってきていたのです。
カテゴリを見てみると・・・、鉄道?。
そう、鉄道関連(^-^b
ということで、本日はオット道関連だけをまとめてご紹介です。

まずオットとは何か?

yamasa2.jpg
yamasa4.jpg

写真は、みなさんに実物を是非見てもらいたいので、こちらのサイトより、勝手に引用させて頂きました。

古めかしい形をした珍しいディーゼル機関車。
ドイツ製の機関車で、“オットー式”と呼ばれていました。
そして写真の鉄道は、現在のJR東海道線菊川駅と、現御前崎市の池新田までを結んでいた堀之内軌道と呼ばれる軽便鉄道です。
鉄道廃止後、廃線跡の道を、使用されていたオットー式機関車にちなんで、“オットの道”と地元では呼んでいるようです。

今回の旅では、そのオット道を辿り、堀之内軌道の痕跡を探し歩きました。
廃止後80年を経て、今も残る痕跡の写真のみを掲載したいと思います。

PA110072Z.jpg

まずはこちら。
ただの荒地・・ではありません。
中央のくぼみが軌道跡。

その先を見てみると・・

PA110073Z.jpg

中央に怪しい暗がりが。

PA110074Z.jpg

拡大してみると・・・・

これは佐栗谷隧道の跡。
レンガ造りのトンネルとのこと。
本当は接近して様子をみたいと思ったのですが、付近は雑草が鬱蒼と茂り、旅途中の装備では近寄り困難。
遠方から眺めるに留めました。

写真は菊川側。

PA110075Z.jpg

御前崎市側の坑口は既に埋められていて痕跡無し。
山に登っていく獣道みたいなのがありましたが、これが車道トンネルができる以前の峠道だったりして。

トンネルの位置はこちらです(鳥居の前のくぼみが軌道跡で、その先の山への突き当たりにトンネルがあります)。

PA110077Z.jpg

御前崎市側、坑口はありませんがその先、茶畑の間の農道が軌道跡とのこと。

PA110078Z.jpg

車道の南側を走っています。

オットの道2a

この線路跡、地図にも載っています。
赤点が軌道跡。
道の前後のはだいたいの想定で記しました。

PA110079Z.jpg

この先で路盤は細道となり、軽自動車でも無理そう。
その先の集落、新野側(上の地図で中尾公会堂と書いてあるあたり)に回り込んで、路盤跡が道路脇に出てくる地点を確認しようとしましたが。
前回記しましたが、なんとこの日はこのあたり一斉のお祭り日。
新野地区でも山車が繰り出し大騒ぎ。
どうにか通り抜けができましたが、廃線跡探索など出来る状態ではなかったので、残念ながらスルー。
次の痕跡ポイント、池新田を目指して南下します。

PA110080Z.jpg

池新田の街中にやってきました。

まずは冒頭の“オットのみち”の立て札があったところ。
赤点は道の前後の流れから、たぶんこのあたりを線路が走っていたんだろうとgerakumaの想定位置。

PA110087Z.jpg

次にやってきたのはこちら。
写真中央の住宅が立っている場所が、終点池新田駅があったところだそうです。

ストリートビューでみると、場所はこちら。

また、駅舎は、昭和50年代までは残っていたようです。
こちらの個人ブログには、昭和56年撮影とのことで、駅舎の建物をみることが出来ます。
時計店(石原時計店)として利用されていたそうです。

今、ブログを書いていて発見したのですが、上記個人ブログ“城東電軌さん”のページの写真。
右側奥の建物が、わたくしが写した上の写真、およびストリートビューで写っている右側の建物そのものだということが分かります。
外壁が剥げ落ち、かなりみすぼらしくなっていますが。
おかげで、城東電軌さん”ページの写真の建物の向き、位置関係が分かりますね。

PA110089Z.jpg

住宅地の路地に入りこみ、今度は終点から上り方面に遡ってみます。

やってきたのは上の写真の場所。
これは廃線跡フリークのバイブルであるJTB巻“鉄道廃線跡を歩くⅤ”の堀之内軌道ページにて掲載された写真の場所。
この路地を発見できてgerakuma、少々感動です(^-^b。
なにしろこの本が発行されたのは前世紀ですから。
見比べてみると風景、ほとんど変わっていないです。

ちなみにこの本には、今回の探索で撮影できなかった、佐栗谷隧道の写真も出ていますので、お持ちの方は本棚から出して、見てみてください。

ではオット機関車になった気分で上り方面に進んでいってみましょう。

PA110091Z.jpg

次の車道との交差点には、ここにも“オットのみち”の立て札が。
地元ではオット道、そこそこ知られているのかもしれないですね。

PA110092Z.jpg

この感じ、いいですね。

PA110093Z.jpg

その先。
生活道路との交差。

PA110094z.jpg
                      
道はさらに狭く。

PA110095z.jpg

その先で車道との交差。

PA110096z.jpg

ここから先は私有地っぽいので侵入はしません。
探索はここまで。

PA110097z.jpg

ついでなので、振り返って、終着駅、池新田に進入する気分を味わってみましょう(^-^)

PA110098z.jpg
PA110099z.jpg

まもなく~池新田、池新田です~

池新田の街中探索。
まとめてみるとこんな感じ。

オット道

緑が駅跡。
青星が“オットの道”の立て札の位置。
赤点が線路の位置(一部想像)
となっております。

というわけで、堀ノ内軌道“オット道を辿る旅”は終了です。


おまけ

池新田の街の写真をちょこっと。

PA110088z.jpg

元は商店のようですね。
看板建築。
タイル貼りの箇所がいい感じです。

PA110085z.jpg

堀之内タクシー!!。

堀之内軌道の堀之内は、現在のJR菊川駅前付近の地名なので、ここに堀之内の名称があるとしたら・・・
もしかしたら堀之内軌道と関連のあるタクシー会社なのかもしれないですね。

そんなわけで、旅はまだ続きます(^-^b



スポンサーサイト



PA110037Z.jpg

中遠・小さな旅、続き。

火剣山キャンプ場を出発したgerakumaチーム。

生憎の雨なのでアウトドアは諦め、とりあえず温泉にでも浸かってゆっくりしていきましょう。
近くの温泉を探してみると、菊川の隣町、牧之原市に子生れ温泉というのがあるので行ってみることにしました。

到着してみると開館時間はまだまだ先。
なので、近辺を散策して開館を待つことにしました。

で、やってきたのは、その温泉の命名にもなったこちら。

PA110042z.jpg

gerakumaが説明するのも面倒なので、案内板を掲載。

この話をgerakumaが初めて聞いたのはTVだったか不思議系本だったかのどちらか。
気になっていたので一度は行ってみたいと思っていました。

生まれる・・・というのは、小川の浸食によって、石が岩の中から掘り出され、川の中に落ちてくるってことのようです。
それが一様に繭玉のような形をしていて、不思議なことに代々の和尚さんの往生のタイミングと時期が一致していて、それを墓石として流用していると。

PA110038Z.jpg

実際こんな感じ(画面中央)で壁面からじょじょに飛び出しつつあります。
これが完全に抜け落ちるときには、現住職の最期であると?(^-^;

その右側には、抜け落ちた跡、窪みが見受けられ、いつの代の住職のかは知りませんが、今は墓石になっているのかもしれません。

PA110039z.jpg

石は一箇所だけでなく、あちらこちらから露出しつつありまして、地面の中に多数埋まっているのが、侵食によってじょじょに飛び出し落ちてくるってのが本当でしょう。
住職の往生との関連は単なる偶然・こじつけかもしれません。
でもまあ、この世界はファンタジーなので(笑)、関係あるかもしれないし、ないかもしれませんが、どっちも有りであり、つまるところ大差はないと、そう理解してOKではないかと思います。

PA110041z.jpg

近くには祠もあり、石がいくつか祭られていました。

PA110049z.jpg

さて、温泉の開館時間には、まだ間がありましたので、近場でもう一箇所立ち寄り。

「油田の里公園」です。
かつてはこの近辺には、太平洋側で唯一の油田があったそうです。
今は立派な展示施設がある大きな公園が設けられており、園内にはかつての施設を模した建物のレプリカが・・・

PA110050z.jpg

いくつか建てられていました。
公園ではBBQができる施設もあって、晴れた休日には、きっと家族連れやグループでにぎわうのではないでしょうか。

PA110045z.jpg

施設の中を見学。
井戸から原油をくみ上げる状況を模したディオラマ。

PA110046z.jpg

日本で最初なのですね。

PA110047z.jpg

今は鄙びた田畑が広がっていますが、かつてはこんな感じに油田設備が並んでいたのですね。

PA110048z.jpg

そして多くの人足で大いににぎわっていたと、いうことらしいです。

さて、温泉も開館の時間となりましたの施設の方へ。

思っていたよりも今風の立派な立ち寄り温泉施設で、朝から多数の来場者。
湯船も芋の子状態でした。
なぜか写真を一枚も撮っていなかったので、温泉のご紹介はホームページで(^-^;

PA110053z.jpg

温泉の後はデザートでしょ!。

ということで、菊川の市街地に降り、ジェラート屋“コルリオーネさん”に入店です。

PA110051z.jpg

うまうまで頂きました(^-^b

PA110057z.jpg

ジェラートの後は、コーヒーで一服。

PA110056zz.jpg

掛川市の郊外まで移動し、“自家焙煎珈琲豆シロネコさん”へ。

この佇まい、いいですね。

PA110054z.jpg

ワンコインでモーニング。
これはなかなかお買い得でした(^-^b
おいしいコーヒーを飲んでまったりです。

PA110060z.jpg

店内でパンも売っていたので購入、ドライブ途中で頂きましょう。
ネコの顔がかわいいですね!。

PA110061z.jpg

カフェのすぐ近くには天竜浜名湖鉄道の桜木駅がありました。

昨年の北遠の旅でも、この駅を通過したはずです。
確か、線路の脇には、たくさんの花が咲いていました。

PA110062z.jpg

この駅も古く(昭和10年建造とあります)、文化財指定ですね。

PA110063z.jpg

ローカル線の風景、いいですね。

PA110066z.jpg

再び菊川市の中心部に戻り、そこから海方面を目指して南下します。

途中お菓子屋さんがあったので立ち寄り。

“たこまんさん”です。
入店してお菓子のラインナップをチェック。
レストランが併設されていたので、入ってみることに。

PA110065z.jpg

だいぶ夕方になって来ましたが、本日の宿まではまだまだ長丁場ですので、ちょっと小腹に入れて置きましょう・・・
ということでうどんを頂きました。
値段なかなかお手ごろ感有りでした。

PA110071z.jpg

南下の途中、“塩の道公園”というのがありましたので立ち寄り。
塩の道・・といえば秋葉街道。
秋葉街道は、このブログでも何度かご紹介していますが。

ここ、菊川市小笠も御前崎方面から続く塩の道の沿道。
ここから先、菊川、掛川、遠州森、春野、秋葉山・・・と塩の道は続いていきます。
この公園の散策路にも、街道沿いの地域を代表する樹木が植えられていました。

PA110069z.jpg

小笠の街、県道37を南下して行きますと、途中ハッピを着た人々が多数。
そういや先ほど掛川市内を走っていたら、掛川祭開催中の案内がありました。
それと関連しているのでしょう。
掛川市内だけでなく、近隣の地域も一斉に参加しているようです。

県道を進むと山車が見えてきました。

PA110067z.jpg

おお~っ、なんか変わった形の山車ですね。

1台2台じゃなく、南下するたびに、何台も遭遇。
たぶん町内会に1台づつぐらいの割りで存在するんじゃないかな。
この後、本日の宿に到着するまで、至る所で祭り&山車に遭遇。
その度に交通規制&迂回させられ、なかなか進まず(^-^;
特に、古い集落内を走る旧道走りが好きなgerakumaにとっては、走路上至る所で祭りとバッティングでした。

PA110082z.jpg

こちらはだいぶ南下し、海岸近くまで来た、御前崎市池新田地区。
ここでもお祭りに遭遇。
商店に詰め寄りけしかける山車&ご一行様。
たいへんな盛り上がり&大騒ぎ。

PA110086z.jpg

意外にも子供たちが多く祭りに参加していました。
まあ、親に無理やりいやいやながら参加している子たちも多いのかもしれませんが。
でも、こういったことが、地域への思い出、愛着を生み、一度町を離れた子供たちも、また戻ってくる・・なんてことにつながっていくように思います。
昔は、こういった祭りから出会いのきっかけ、人との繋がりが生まれたりしたのだろうと思いますから、地域社会や風習など、長い間地域を維持してきた文化のよい面を、もう少し見直してみてもいいように思います。

さて、海岸沿いの古い街々を辿って西進、本日の宿方面に向かいましょう。

旅は続きます。



PA100004z.jpg

とある神社の境内。
なんかコミカルなポーズを取る粋な姿の方がいらっしゃいますが。
どうやら、神社の大祭の時に、こんな装い&踊りポーズを決めて、通りを歩くようです。

PA100003z.jpg

ここは島田市にある大井神社。
神社のホームページによれば、大祭は帯祭りというみたいです。
神社には安産信仰があるとのことで、確かにこの日も新生児を抱えたご夫婦が多数、お礼参りに訪れているようでした。

PA100005z.jpg

神社を訪問したのはたまたま。
写真のお肉屋さんに行き、本日のキャンプのBBQネタを買いに立ち寄ったところ、その向かいが大井神社でした。

お肉屋さんは、“桑原精肉店さん”。
特に自家製チャーシューがおいしくて大人気、近隣では有名店だそうです。
BBQ用お肉とともに、話題のチャーシューもゲット!。
キャンプで頂きましたが、絶品でしたよ(^-^b

PA100009z.jpg

こちらは同じ通りにあった“宮前コロ助さん”。
旅ガイドブックに載っていて、どこだろうね?・・なんて思っていましたが、先の神社前にあるのを偶然発見。
所謂惣菜屋さんで、店内には大皿がびっしり並び、お惣菜がいっぱい!。
どれもおいしそうで、チョイスに迷いましたが、コロッケと五目豆を購入。
揚げたてコロッケ、これまで食べたコロッケの中でもベストなおいしさでした。
五目豆はキャンプで食べましたが、味付け最高でしたよ。

PA100007z.jpg

コロ助さんの看板&マーク。
ネコちゃんがコロ助くんなのでしょうか。
gerakuma、こういうのにしびれます(^-^)。

PA100011z.jpg

中遠とは静岡県の真ん中あたり。
掛川市、袋井市を中心に、東は大井川、西は天竜川に挟まれた地域を指します。
今回の小さな旅。
今まであまり訪れていなかったこの中遠地区を、二泊三日でうろうろしてみることに。

島田で食料を調達したgerakumaチーム。
大井川を渡り、台地に登り菊川市に入ります。
本日のキャンプ地に車を置いて、とりあえず付近を散策に出発です。

付近は小高い山の上、静岡名産の茶畑が延々と広がっています。

PA100012z.jpg

農道はじょじょに高度を上げていきます。
どうやら正面の山が火剣山のようです。

PA100013z.jpg

途中、もの凄く雑な道案内板が(^-^;

PA100014z.jpg

やがて山道に入ります。

PA100015z.jpg

またしても雑な案内板が(^-^;

展望台に行ってみましたが、曇り空のせいか、展望イマイチだったので写真は割愛。
以前行ったことのある小夜の中山も意外にもすぐ近くなのですね。

PA100020z.jpg

火剣山に到着。
標高は300mもないですが、そこそこ登った感はあります。
子供をつれての家族キャンプ等には丁度よい余興ハイク、お奨めですね。

PA100021z.jpg

頂上には神社が。
遠州七坊のひとつ、火剣坊大権現とのこと。
修験道関連のようです。

PA100019z.jpg

頂上からの展望。
御前崎方面。
曇っていますが、海が見えたような気がしました。

PA100023z.jpg

さて、山を下り本日のキャンプ場に戻りましょう。

PA100024z.jpg

茶畑が広がる丘の上をテクテク歩きます。
なんか心地よい。
先を歩く嫁。
gerakuma、この光景をいつまでも覚えていることでしょう。

PA100025z.jpg

キャンプ場に戻ってきました。

テントサイトにはカラフルなテントがいっぱい。
この日は、ハーレーダビッドソンのオーナーと思われるグループメンバーが多数ご来場。
にぎやかな夜になりそうです。

PA100027z.jpg

こちらが本日の寝床。
火剣山キャンプ場のバンガローです。

バンガローということで、テントに比べるとアウトドアの醍醐味は薄れますが。
でも設置・撤収の手間も不要だし、何より雨の心配がいりません。
前回の夏キャンプも屋内泊でしたが、歳を取るとこのくらい、そこそこのアウトドア感で十分かも・・・って思ったり(^-^;

PA100028z.jpg

天候が悪化しているのか、日暮れも早いです。
急ぎ炭に火を入れます。

PA100029z.jpg

ごはんはパエリア。
写真写りイマイチですが、まあまあの仕上がり。
焼肉&街で調達した惣菜も、うまうまで頂きました。

PA100032z.jpg

なんて言っているうちに、とうとう雨が降り出しました。
しかも結構激しく、早々に止みそうな雨ではありません。
晩餐会場を、またしても炊事棟の下に移動です。

テントサイトの方は、まるで戦争映画に出てくる野戦キャンプ如くの様相(^-^;。
冷たい雨に打たれています。
でもさすが百戦錬磨の?、ハーレーチームの方々。
この雨の下でも、にぎやかに宴が進んでいるようでありました。

PA100031z.jpg

焚き火はいいですね。
炊事棟の下でも、激しい雨のしぶきが多少かかりますが。
それでも、屋根と暖かい焚き火があれば、“凄い雨だね・・・”なんて言いながら、水溜りに落ちる雨粒の模様を、楽しく見守るのでした。

PA100033z.jpg

さて、夜も更けてきました。
バンガローに戻り、就寝と致しましょう。
バンガロー泊まりでほんとよかったです。

PA110036z.jpg

朝になりました。
おはようございます。

雨は相変わらず降っています。
昨夜はバンガローの中でも激しい雨音が響いていましたが、テント泊まりの方々、ちゃんと眠れたでしょうかね。

内部はこんな感じ。
なかなかよいでしょ?(^-^b
予約要であり、前もって手続きが必要ですが、料金もお手ごろですので、ちょっとした簡易別荘気分でまったりするのもよいでしょう。

PA110035zz.jpg

今日はどこに行こうか?。
雨なのでアウトドアは無理そうだし。

とりあえず朝ごはんを食べて、チェックアウトしましょうか。

火剣山キャンプ場。
心地よいキャンプ場でした。
機会を設けてまた利用したいですね(^-^)。

そんなわけで中遠の旅、まだまだ続きます。




2016.01.09 猫の爪とぎ台
P1090442z.jpg

これは何?。

P1090445z.jpg

うむ、どうやら箱のようになっていて、真ん中から蓋のように開くようだな。

はて?、中にはなにが・・・・・

P1090446z.jpg

ダンボール!?

P1090448z.jpg

ババァ~ン!!

すでにブログタイトルでバレバレですが(^-^;
猫の爪とぎ台です。

知人からの依頼で、市販の爪とぎ用ダンボールを設置する枠を、木材で作ってみました。
純正の台枠が、プラスチッキーで安っぽかったので、なんかいい感じのができないか・・とのことでした。

蓋のように開く構造になっている理由は・・・

P1090454z.jpg

約90度で固定して壁に立てかけ、猫ちゃんが手足両方で踏ん張れる構造。
一方で、いざという時には片付けが楽で、収納がコンパクトという機能と利便性を両立したデザインです。
まあ、猫用ということで、結構ざっくりとした仕上がり感ではありますが(^-^;。


猫ちゃんたちの幸せな毎日、健やかな成長を祈願して、ではではまたにゃ




P1030329z.jpg

ここは旧下田街道。

国道136の旧道にあたる道。
真正面には雪をかぶった富士山が見えます。
電線が少々じゃまですが。
でもかえって電線越しの富士山の方が、古い通り、町並み感があっていいんじゃないかなあ、写真としては。

通りの右側には、和服を着て歩いていらっしゃる女性も。
初詣の帰りでしょうかね。
この通りの突き当たり。
旧東海道への突き当たりにはご存知伊豆の国一ノ宮、三島大社があります。

わたしたちも参拝に向かいましょう。

P1030334z.jpg

門前までやってきました。
この日は1月3日、昨日です。
もうそろそろ混雑も緩和しているだろうと踏んでの時間差参拝としましたが、まだまだ参拝者でいっぱいです。
途中の道路も、車で混みこみでした。

屋台もいっぱいでていて、正月気分が出ますね。

P1030336z.jpg

境内の池の鯉やカモちゃんたちも、今が書き入れ時?(^-^;
参拝者が投げ入れるえさに、大盛り上がりで群がっておりました。

P1030337z.jpg

参道も人でいっぱい。
列の後ろに並んで、しずしずと前に進みます。
今日でこれなら、1日2日は大変な人出だったでしょうね。

P1030340z.jpg

本殿の前に到着。
しばし並んで神前へ、家内安全商売繁盛無病息災を願います・・・って盛りすぎか?(^-^;

P1030339z.jpg

少し前にデジカメを10年ぶりに買い替えました。
ちょっと前に販売の終わったモデルでしたが、ネット上での評判もよく、値段も手ごろでしたので購入。
ズームなどは前時代なみの性能ですが、まあ写り自体の基本機能がしっかりしていればね。
今までもっていたカメラは曇り空だとあんまり写りがよくありませんでしたが。
こちらは、曇っていてもそこそこくっきり写ります。
ブログ用・日常記録用写真なら、このぐらいで十分に満足な性能です。

P1030343z.jpg

無事参拝も済んだので引き上げますかね。

参道には縁起物がたくさん並んでいます。
gerakuma的にはこのデカイ“目出鯛”がオブジェとしても面白いかなあ。
価格、たしか1万円ぐらい。
購入は無理っすね(^^;

P1030344z.jpg

参道の裏の方に回ってみました。

ここでは鹿が飼われています。
普段はあまり人の訪れない鹿園も三が日とあって参拝者多数。
鹿にとっても書き入れ時・・って感じかなぁ。

P1030346z.jpg

境内の屋台はスルーして門前へ。
地元経営の食料品屋さんのお店で、キンメのから揚げが安く売っていたので買い食いです。
香ばしくてなかなかうまいです!(^-^b

P1030332z.jpg

さて、下田街道を下って、帰るとしましょうか。

下田街道には古い建物が結構残っています。
中でも銅板葺のものがいくつかあり、珍しいのでご紹介しましょう。

写真は門前交差点近くにある“ムラカミさん”。
元は何屋さんかはわかりませんが、昨今は観光客相手に駄菓子を売っていたりします(この日は休みみたいですね)。

P1030331z.jpg

こちらは、“渡辺漆器店さん”。
仏具などを扱っているお店です。

P1030347z.jpg

こちらは“倉屋本店さん”。
看板にはロープ・馬具と書いてあります。
馬具・・というのは珍しいですね。
やはり三島大社の門前ということで、御神馬繋がりかもしれないですね。
お店自体は、もう営業していない感じがします。

そんなわけで、自宅も近くなってきました。
街道を逸れ帰途につきます。
今年も無事、初詣が出来ました(^-^)

おしまい



PC270201z.jpg

以前、弊ブログのこちらでご紹介した(←クリック!)、カップ置き場のあるトレイ。

知人より、材料をブラックウォールナットで製作してほしい・・とリクエストがありました。
なんでも、部屋の家具の多くがブラックウォールナット製だと言うことで、それに合わせたいとのことです。

完成したのが上の写真です。

リンク先の記事では、マトリョーシカっぽいと評しましたが、この個体は、なんかフクロウっぽい?

PC270201zz.jpg

ホーホー・・・

・・・・ムムムッ!、フクロウはこんな生き物ぢゃないよ~o(`ω´ )oプンプン!

PC270203z.jpg

こちらは裏側。

角を落として、皿型(船型)になっています。
少々シラタ(樹皮に近い白っぽい部分)が入っている部材ですが、オーナー様より問題無し・OK!を頂き、無事納品致しました。

作った自分が言うのもなんですが、ブラックウォールナット製も、なかなかいいですね!(^-^b

ナラ製のは在庫があり、ショッピングカートの方にも2枚ほどアップしてありますが、ブラックウォールナット製がほしいなあ・・という方がいらっしゃいましたら、リクエスト頂きたく、画面右側のメールフォームからご連絡どうぞよろしくお願い致しますm(__)m。



P9220003z.jpg

自宅の前を流れる、大場川。

上流に向けて岸辺を歩いて行きましょうか。

P9220006z.jpg

街中の川ですが自然がいっぱい。
このときはサギが小魚を獲っていましたし、以前には三島の鳥、カワセミを見たこともあります。

P9220008zz.jpg

カモちゃんもたくさんいて、岸辺で悠々自適に暮らしています。

羽の青緑の色があざやかできれいですね。

P9220025z.jpg

さて、川沿いを散歩しながらやってきたのは、こちら、“カフェ フォーシーズンさん”です。

自宅からほど近くにあり、散歩中通るたびに気にはなっていましたが、この地に引っ越して来てから既に7年。
まだ一度も行ったことがありませんでした。

そんなわけで先日、嫁と、なにげにランチをしに行ってみようかという話になり、初入店となりました。

お店の写真。
曇り空だったので、あまり明るく写っていませんが。
まわりには草花が植えられていて、きれいなお庭を備えています。
どうもガーデニング用の商品も販売しているようですね。

P9220022z.jpg

お店の中から。
庭にはテラス席もあり、暖かい日にはお外でランチもいいですね。
またペット同伴も、こちらならOKのようです。

P9220009z.jpg

テーブル脇にも鉢植えがあったりして、緑多いこのカフェ、とっても和みますね。

P9220015z.jpg

さて、オーダーですが。
初入店ということもあり、安直にランチメニューからチョイスしました。

gerakumaはサーモンときのこのクリームパスタ。

P9220013z.jpg

gera嫁は、きのこのピラフと

P9220017z.jpg

ワッフルのセット。

P9220011z.jpg

どちらにもサラダとスープ付き。
味も美味しく、なかなかお買い得なメニューでした。

P9220019z.jpg

食後は、わたしはコーヒー

P9220020z.jpg

嫁はハーブティー。

P9220021z.jpg

かわいい食器を愛でながら、午後の時間をゆったり過ごしました。

さて、営業時間は夜は22時までやっているそうです。
お奨めとして自家製ピザもあり、またアルコール系も充実しているそうですので、今度はディナーに訪れてみようかな。
家から近く、歩いていけますからアルコールも問題なく、お気楽に来れますからね(^-^)。

P9220024z.jpg

おまけ

お店を出て、裏にはなにがあるのだろう?、、と回ってみると・・・

裏は畑になっていました。
芋畑のような感じです。
お店のオーナーさまの畑なのでしょうか。
青々と茂っていて、いいですね。
三島のお芋(サツマイモ)はほんとに美味しいですよ。
食べたことのない方には是非ともお奨めしたいです。

市街地ながら、まだまだ長閑な風景が広がっている三島市からお送り致しました(^-^b。



P1010288z.jpg

先日、スリップピールご購入希望のお客様より、弊ブログを見ていて気になるものを発見!・・・・、とメールを頂きました。
以前の記事、こちらで記した(←クリック!)ケヤキ製のバゲット用カッティングボード。
あんな感じのボードをご希望とのこと。

ただし、

「取っ手の部分は木を持ち手のようにちょこんと付けていただければいいかなと・・・・・
長さも幅も少し小さくても可で野趣な感じで作っていただけたら嬉しいです。」

とのリクエスト。

・・取っ手は前回は真鍮製、今回は木製で持ち手のようにちょこん?
・・野趣な感じの仕上がり?

ということは、持ち手は一般的なカッティングボードのように、棒が伸びていて引っ掛ける穴が開いているようなやつ?。
野趣・・・ということは、耳をある程度残し、木の自然のアウトラインをなるべく残す感じかなあ??

そう解釈して、お客様に確認したところ、それでOK、デザインはお任せしますとのご返事。
一応ムク材を使った製品。
仕上がりは選んだ材料にもよりますので、念のため完成したら確認の写真をお送りすることにしました。

で・・・、メールに大量の写真を貼りつけて送りつけるのも迷惑至極。
なので、ここ、くまげら日記にて写真を掲載し、こちらで見て頂くことにしました。

前置きが長くなりましたが。
そんなわけで、完成しましたのが、上の写真(表側)。
左右両端には、シラタ(樹皮に近い部分)を残して自然の木の雰囲気のままにしてあります。
アウトラインもほぼ原木の外観そのまま。

P1010290z.jpg

こちらは裏側。
なかなかいい木目です。
同じケヤキでも色味が千差万別ですが、この個体の黄色は濃すぎず薄すぎずいい塩梅です。

取っ手の部分が人の頭のように見えますが。
この人は少し首をかしげているように見えますね(^-^;
ノコでフリーハンドで切ってますんで、左右対称、多少ずれてます。
それも手作りらしいかなあ。
木目同様、同じものは世界に二つとありません。

P1010296z.jpg

斜めから見た表面。

大きさは全長58cm、平面部長さ45cm、幅最大で24cm、厚み27mmです。
バゲット用ということで、堂々たるサイズです。

P1010319z.jpg
P1010320z.jpg

取っ手の部分。
どんな取っ手にするか結構悩みましたが、カットする直前にフィーリングで決めたこの形。
まあまあ材料の雰囲気ともマッチしたのではないかと自画自賛。
写真、裏表両面掲載しておきます(^-^)

さて、同じお客様からは、ほかにもカッティングボードのオーダーを頂きましたので掲載しておきます。

PC310268z.jpg

楢のボード。
このデザインのもの、弊社ショッピングカートに、長らく品切れのまま掲載していました。
可能であれば、同じ形のものを・・・・
とのリクエストで急遽製作、2015年、最後の仕事となりました。

こちらは表側。

PC310270z.jpg

そして裏側。
全長32cm、平面部長さ24cm、幅23cm、厚み32mm。
少々ごっついデザインです。

PC310287z.jpg

というわけで、千葉の○○さま、スリップピールと取り板の方も仕上がっております!(^-^b
カッティングボードの仕上がり具合、写真ご参照下さい。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。